どんな塗料・・・③
いろんな塗料でも黒色は大変です。
今回も同様に大変です。 ここでは言えない予想外もいっぱい・・・
とりあえず、こんな感じです。
前回のチョコレートブラウンとは、予想ほど差が開きませんでした。
しかし、それにしてもこんなに高い温度になるのですね !
※開発塗料 : 67.3℃ 一般塗料 : 98.8℃ (見えにくかったので追加)
まず、そもそも黒が違います。
出来るだけ分かりやすくにする為に、ペイント系ソフトでレベル補正をかけて違いを分かりやすくしたつもりです。
肉眼では右の画像でも違いが見れます。 若干赤みがかって見えます。その違いを分かりやすく左画像では極端に補正をかけました。傾向としてはこんな感じ。
更に、写真では表現出来ませんでしたが、光沢 (周りの映り込み) が若干鈍い。
現時点で、まだ行っていませんが、これを目立たなくする為のクリヤーを塗装して改善出来ないかを試してみたいと思っています。
その時に気になる事は、その為に遮熱性能に影響はあるのか確認しなければならない。(なんだか行けそうな気がしています・・・)
クリヤーで黒みの改善と艶UPをするならば、当然つや消し需要も考えておかなければ。 (難しいかも・・・)
後日実行して、ここに掲載します。 2020/2/10
2020/2/13
更にクリヤー塗装した物は見た目最高でした。 (艶あり編)
くすんだ光沢も改善され、黒みも高級感を感じられる程。(いいすぎかも・・)
実物はこれ。
若干感じられていた色の偏りは無くなりました。
画像ソフトにてレベル補正し色の偏りを強制的に確認すると・・・
肝心の温度は
ブラウンと同じぐらいの効果。クリヤーを塗ったことで若干下がってしまったが効果はある !。 (最終温度の違いは測定室温の違いです。)
私はなによりも気に入らなかった色、艶が満足できる状態になり、効果も確認出来ました!。
つや消し編
温度が上がることで艶がUPする事もなく、 良い感じのつや消しになりました 。懸念した通り、反射効果は減りましたがこの差があれば効果はあると思います。
製品化するのであれば今の所、黒色は塗装仕様をクリヤー仕上げにしようかと思います。