サイクロンスプレーの焼付乾燥
サイクロンスプレーの乾燥方法の標準は自然乾燥 (常乾 = 常温乾燥)です。
但し、最近サイクロンスプレーを使用した焼付乾燥をユーザーの動画等で時折拝見するので、焼付た場合に溶剤を早く蒸発させ乾燥時間を短縮するだけなのか ? それとも、
熱により塗膜の硬化 (化学的な反応) が行われるのか ? を確認します。
焼付た場合に溶けるはずの溶剤で溶け無いと言う事は、樹脂が反応して溶剤で溶けない物に変化したと言う事です。 (反応しています)
掲載の性能情報の比較に於いては、動画で行った溶剤性の他、耐衝撃性やSSTで好結果になっています。 さらに同じ結果である一次密着 (100/100)でも、より付着しにくい素材であってもより付着する傾向となります。自然乾燥の方法で求める性能に到達しない場合は、環境がゆるせば是非Tryして下さい。
こんな素材に付着するの? とか簡単なご質問等ございましたらお気軽に「お問い合わせ」より、ご連絡下さい。 個人の場合は会社名適当でOKですよ。 全て返信する事は出来ないかも知れませんが、全て拝見させて頂きます。また返答は(了解が取れる場合) ブログ中に解説する場合もあります。
★最近サイクロンスプレーを使用されている投稿をtwitter等で見かけます。
とてもうれしいです。しかし良く垂れていると目にします。
コツはまず最初に塗る段階では、塗る対象素材は透けて見える程度で全体を塗ります。 なので20cm位は離して・・・ 早く横にスプレーをする場合は15cm位でもOK ! (その辺りは塗装テクニックです !)
全体が塗り終わったら、今度は「透け」を目立たなくする様に塗り重ねます。
いっぱい、塗りたくなりますが、透けない程度に塗装出来たらその辺で適正膜厚の様な気がします。
◎Amazonのコメントで乾くのが遅い ! と言う方がいましたが、これは上記と同じで塗り過ぎです。 (多分測れば30μm以上ついてそう) 塗り過ぎると乾燥が遅くなります。 適正な場合は夏場であれば指触乾燥は20分前後ではないかな。