自転車のライト そう百均だ!
最近はコロナもあって、なかなか書く内容が出来ないっ。
何か無いかと、絞り出した!
そう、以前に塗装した自転車にライトをつけないと。
最近日が落ちるのが早くなってきたと思っておりました。
早速、セリ○とか言う100均が有ったので覗いたらすぐに見つかりました。
本当に100円で良く売っていますね。
しかしやはりそれなりの見た目です。
プラモデルの様なプラスチックの継ぎ目が目立つ !
なので、ちょっと100均物に見えないようにしてやれ~と言う事で、ちょっとだけ手を加えました。
ハッキリとした継ぎ目と、安っぽい光沢 !
この時点では、てっかてかの「艶あり高級感タイプ」にするか、無難に「艶消し」にするか、決めていませんでした。
取り合えず、プライマーを塗装しよう。
え~っと、プラスチックの素材が分からない。 ここで、どこにでもある赤外線分光機 (IR)で分析すると AS (SAN) 樹脂であろうと思われました。
なので、それ様にプライマーをまず100g程 芳香族炭化水素系を使用しないタイプで作成し※1 (市販のプラスチック用プライマーをさらに弱溶剤タイプにした風)塗装しました。
※1. AS樹脂の情報がPS樹脂の派生で炭化水素系溶剤に溶けて、アルコールの浸漬でも白濁するとあったので、有機溶剤による溶けすぎを考慮しながら多少の素材に対するアタック性も考慮してみました。 つまり溶剤のプラスチックを溶かす力を調節しました。 |
この素材に塗装するのは初めてなので、乾燥具合に懸念の無いように1週間ぐらいしたら、見えにくい所で密着の確認します。
次にトップコートに何を塗るかを決定しました。
ウレタンのクリヤーに艶消し剤を入れ、万一研磨したキズが目立たない様に少し染料を追加します。 顔料を入れるのでは無く染料にしたのは、簡単だからと言う事が1つ。 同じ色でも見た感じが変わる事がもう1つ。
DIYをする人は分かってくれると思います。 ちょっと違う物が欲しい。あまり売ってない物が欲しい。と言う欲求です。 同じ物は売っていないかも知れませんが、これは見た目の話なので色々なスプレーを購入し、塗り重ねてオリジナリティーを出してみては如何でしょうか。
塗料でなくて、ラメのようなキラキラした物やステッカー等貼り付けた上からクリヤーを塗装しても面白いです !
★右の屋外撮影した画像。 ステムの黒と100均一ライトの黒みが違いますね。ステム部分は以前の塗装でお伝えした「遮熱塗料」の黒です。 太陽光で赤色光(赤外光を反射するので、なんとも言えない赤みがまします)
最初は、赤みの増した黒は安っぽく感じておりましたが、最近逆に深みがあり特に太陽光に照らされた時の赤い黒は何とも高級感がある様に感じて来ており他にはありません。光の当たり方で色味が変わるのでまたそれもOK。 どうでしょう。この意匠性に価値観ありませんでしょうか ?・・・
一週間後、密着確認結果ここに掲載します。 AS (SAN)樹脂の密着性結果。
プラスチック用のPRO FACE を販売しようかどうか考え中す。
現時点でこれを見て塗装しようとしても塗料が無いので、少しだけ。
まず、市販のプラスチック用のプライマーを塗装します。 (密着するか確認する)ほとんどの場合出来るだけ薄く塗った方が良いです。指触乾燥した所で使用したい色付け用の塗料(上塗り)を出来るだけ薄く塗り重ねます。一度に多量の膜厚を付けてはいけません。この時注意する点は色付けする塗料の溶剤が強い場合もプラスチックに影響を与えます。塗ってからしばらく放置するとシワが出来る場合もあります。これを薄く塗り重ねる事で出にくくする可能性もあります。最後まで油断しないように塗装しましょう。
ご意見あれば、お気軽に~ ではまた。