ポストの塗装 (ついでに修理)
一体どうなっているの ?
前から気にはなっていたが、ポストが白っぽく粉がついたように色あせている。
手の跡もある。 綺麗に拭いても全くとれない。
完全に色が抜けてしまい、醜い。
それでも、別に困らないと放置していたが、とううとう蓋が壊れてしまった。蓋を確認すると裏にあるバネが折れていた。
一度物を中に投入すると開きっぱなしになってしまう。
工事依頼すると、調べてはいないが数万円かかると思う。
ネットで同等品を検索すると2万数千円でまだ販売していた。
そんな物に、お金を払っていられない !
(関係者の皆様すみません。突然なのでそんな気持ちになります)
同じバネは売っていない様なので、使えそうな物を購入。
どうせバラすのだから、
この機会に塗装もしよう。
まずは、ばらした後に状態の確認。
台所中性洗剤で水洗い。
何やら水道関連のステッカーが貼ってありました。
塗装時には確実にマスキングして保護しましょう。
洗浄後、全体を確認して行くと膨れていたり剥がれている所が少々ありました。 厚みのある塗装膜が剥がれている所をなだらかにする為に、ペーパーで研磨しました。 また膨れているところも研磨するとスグに剥がれます。
研磨後、アルコールで軽く拭いた所、
溶けた !
アルコールで溶ける塗料は、珍しい方だと思います。これであればラッカーシンナー等で全て取り去る事が出来ると思います。 なんだか塗膜が柔らかいようにも感じて来ました。
こう言う塗膜なら逆に普通の塗料で塗装出来そうです。本当に面倒くさいと思っていた私はそのまま塗装したかったのですが、塗膜が剥がれ金属面が出ている部分があるので、プライマーを塗装しなければなりませんでした。
※塗膜異状を確認する場合は、下側 (地面方向)の角を確認して下さい。 あらゆる部品の下の角です。剥がれやフクレが確認出来るかも知れません。
※2 今回の塗膜は完全なラッカーではありません。 分析の結果はアクリル化アルキッドでした。 酸化重合しているものの、時間や紫外線等による劣化で強い溶剤なら何とか剥離出来ると言う状態でした。 溶剤で溶けるラッカーの場合注意して下さい。塗膜面に塗装する場合は確認してから塗装して下さい。
今回塗装するポストのDAQ32の場合はどうやら非鉄です。正面部分はダイキャストであり、筐体全体磁石につきません。 アルミなのか亜鉛なのか等大変なのでこれ以上調べませんがサイクロンスプレーを塗っときます。(これで付かない金属なら他の塗料でもどうせダメだと思うので)
ポストを外してから1日、2日はかかると思ったので、その間のポストを手作りで急遽作成 !
じゃじゃ~ん
これで、いつ郵便屋さんがきても大丈夫 !
この後、ちらし他入っていました。 活躍しています!