サイクロンスプレー W とアイエスコート遮熱の塗装
2022/5/~末日 に発売予定のサイクロンスプレーPRO FACE W ホワイト (厚膜用) と同7月には発売したいアイエスコート遮熱ブラックを塗装しました。
今回対象とした素材は、バイクのタンクになります。太もも辺りが熱くなったり、手で触った時には飛び上がる等・・・、夏の日差しの影響が大きいと思ったのでタンクにしました。
今回はプライマーにサイクロンスプレーPRO FACE W ホワイトを使用しました。素地そのままの場合と、塗料(どんな塗料でも) を塗るでは全く防錆力が違います。その塗料も変性エポキシ樹脂塗料だとなおさらです。もっと大事な事は素材に「付着する」か「しない」かです。初めて塗装する場合どんな素材か分からない時、多くの素材にも対応できるプライマーをチョイスする事が安心につながります。サイクロンPRO FACE シリーズは多くの非鉄にも対応しています。上塗りの種類や塗装仕様の違いで使い分けてください。
上の動画で素材のタンクを再塗装し、日光の当たり具合で微妙に変わる色も見て頂きました。単純に色として黒が赤みを持つことは低級にみられますが、光の当たり具合で変化すると逆に奥行きが感じられむしろ非常に色としても面白いのではないかと思っています。流行ればいいな ! エコイメージも付いたらいいな !
さて、気になる温度抑制効果は ?
掲載用にとにかく直ぐに撮る必要があったので、試験日は4月末です。まだ日差しが絶好調ではありませんが取り合えず情報を載せます。
日差しに応じて温度はかなり早く変化します。 温度上昇中でも風に当たると下がる場合もあります。試験当日は12時以降逆に下がる一方だったので打ち切りました。強く日差しが当たる場合は総じて約10℃低い感じです。 黒って熱いですね。ほんとやけどします。
真夏の炎天下で計測の動画UPする予定です。
また、タンク以外の素材についてもいくつか効果の有りそうな物を試験致します。合わせてお待ちください。
追加 2022/05/18
室内にて行っているIRランプによる試験データを一部掲載します。
この試験は、実際の日光の下での温度を再現する試験ではありません。あくまで有効性や差を確認するのみになります。
これは遮熱顔料のホワイトをベースにした場合の温度差をグラフにしてあります。ブラックでは25℃程度差があります。実際の屋外で5月に試験した場合は最高10℃差になりました。タンクの屋外試験と同じ結果でした。
次回の追加は、現在遮熱ホワイトは屋外日光下でどうなるかを検証予定にしています。
2022/05/20
本日の天気は残念ながら曇。 室内のIRランプではどれぐらいの温度差になるでしょう ?
左が遮熱ホワイト、右は普通のホワイト。15分程で温度上昇が少なくなってきたので終了。ブラックの25℃差と比べて温度差は少ない。8.2℃差と言う結果であった。しかし確実に抑制出来ている。問題はこれが屋外で何度差になるか ?
ブラックを参考にすると、IRランプ温度差の1/3が日光差。さてどうなるか 。快晴となる日まで少しお待ち下さい。