自転車レストア ①
今回は、最近ほとんど乗っていない私用の自転車10年物をレストアしながらサイクロンスプレーを使っていきたいと思います。
遠くから見るとそれほど朽ちていないですが、近くで見ると所々錆ていたり、それなりの状態です。
ステム周りのボルトでは錆が目立っていました。
錆をブラシで擦るが、どうしても凹みは取れない。
そこで、前回の別ブログタイトルで検証した「錆のまま」塗装より、プライマーの効果は得られると判断したので、実際に塗装して様子を確認しました。
なかなか良い感じだったので、ハンドル周りを全て塗装しようと思います。
ステムとハンドルにリングそれぞれ光沢が違い素材感が違いますが、磁石で付かず、また軽量である事からそれぞれ番手の違うアルミかと思います。
素材がアルミの場合当然プライマーとしてサイクロンスプレーPRO FACE が一番良いと断言します。弊社内で塗装するのであれば、本当は焼き付け硬化可能塗料なのでそうしたい所ですが、一般ユーザーを想定しなければならないと思い常温乾燥にしました。(実際はヒートガンを使用し強制乾燥しました。硬化していないと思います。)
プライマーで素地との密着を確保出来たら、後はトップコート。
今回は色々と挑戦して見たかったので、トップコートには現在販売するかを思案中の遮熱系塗料を塗装して見ました。
下地処理は具体的にリングの部分は#400ペーパーでハンドフリーによる研磨を実行。非常に汚かったハンドル部分は市販のスコッチブライトで綺麗になりまた簡単でもありました。
今書いていて築きましたがステム部分があまりにも綺麗だったので、研磨し忘れました。・・・ 脱脂はしていると思います。 まあちょうど脱脂のみのアルミへの密着性が確認出来るので良いかな !
塗装工程は
・脱脂 (脂がついていた場合に研磨すると、広げてしまうのでその意味で脱脂)
・研磨 #400ペーパー 又は スコッチブライト7447 #320相当
・脱脂 (綺麗なウエスにクリーナー等付けて粉を拭き取った)
・プライマー塗装(サイクロンスプレーPRO FACE) 30分放置 又は 強制乾燥(ヒートガンで数分)
・上塗り塗装 (イージークール ブラック) 変性アクリル 20分放置
・2液ウレタン クリヤー (つや消し) 1晩以上放置 (完全硬化には1週間程度必要)
塗装はどれぐらいの間持ちこたえるでしょうか。身を挺して検証していきます。
塗装したパーツ ハンドル他
組み立て画像
※少しぶつけたりする程度では現状剥離していません。
「一部 錆部の塗装 例:」
錆が気になる場所等
塗装例
外側をブラシで研磨、凹み部出来るだけスコッチブライトで取ろうとするが錆は残る。そのまましょうがなくプライマー塗装。
次のブログ 2でフレームの塗装につづきます。