開発-厚塗1
現在販売しているサイクロンスプレーPRO FACEもあらゆる試験を経た結果、どの性能を優先しどの性能を妥協するか等を考慮した結果となっています。
サイクロンスプレーPRO FACEの場合は上塗り塗装時の仕上がり艶とプライマーとしての諸性能を優先しました。
薄膜で密着力や防錆力等諸性能を有し吸い込みの少ない良好な光沢で仕上がる事はアピールポイントでありますが、このまま厚く塗装したいからといってそのまま塗り重ねるとタレてくる為塗れません。
厚く塗る為、または研磨する為の塗料はそれなりの配合にしなければなりません。更に変性エポキシ樹脂のエアゾール化は通常の塗料の様に自由な設計が出来ない制約がある事を抑えておかねばなりません。
その事を頭の片隅に置きつつ、サイクロンスプレーPRO FACEを厚塗り及び研磨しやするするには、固形分比中の顔料分(PWC)を増やす。それも研磨し易い(研ぎ易い)体質顔料を選択したい。
そうすると垂れる事を考慮し、乾燥の早い等の樹脂や溶剤を検討をした方が良い。→ エアゾール化出来るか確認しなければならない → その時の性能が左右されるので確認する。また1からとぐるぐる巡ります。
まずは一歩ずつ進め、状況に応じ適宜対応して行きます。