開発-厚塗6
出ました。結果。真正直にそのままUPします。
概ね下塗り膜厚 30~35μm 上塗りニトロセルロースラッカー18μ程度。乾燥完全自然乾燥。 塩水噴霧試験 1週間 素材 SPCC-SB
◆左程研磨する為の顔料構成になている! & 1番右は樹脂違い
試験結果の報告等は最大剥離幅で比較したりしますが、実際に塗られたユーザーの事を考えるとそれだけでは無いと思っています。
数値で言うと今回は左から、5、7、4、6、5cmな感じ。
でも実際はテープ剥離の様な事をせず、塗装物がそのままそこにあるだけだから見た目に醜いブリスターが目立つ方が印象は良くないはず。剥離幅が大差ない範囲なら外観の異常が少ない方が良さそう。(1番左は無いかな!)
カットに沿っていない部分の剥離があれば、剥離幅以上に深刻だと思うし (今回は左から2番目と3番目に点剥離があるが多分塗装時のゴミの影響) 、左から1番目と5番目の剥離後に付着しているプライマーの面積の多さはどう考えるのか ? や1番目と4番目の剥離の形がギザギザである状態は、テープ剥離に抵抗した様にも見える。
☆改めてこの結果について語るとあまり芳しくない。 アルキッドやラッカー系の常乾型プライマー(プラサフ)なら3日でも全面剥離する事を考えると比較にならない程良いが、エポキシ樹脂と考えると、もう少し期待してしまう。
現行サイクロンスプレーPRO FACE は薄塗りで性能発揮できる仕上げ重視。一方「厚塗り」は上塗り塗料の相性性が良好且つ厚塗りを重視した製品で良いのでは。 いつもの事だが妥協点になやむ!
そうそう、本題のどれだけ厚く塗れるのか。研磨し易いのか。もやっていきます。
最終的にはサイクロンスプレーPRO FACEとも比較しなければならないので、上塗りウレタン樹脂塗料で比較検証します。 それまではまだまだ頑張ります。
※塗装作業性を考えて溶剤を早くする為、第一石油類になるけどどう思います~TXフリーは変えません。
ご意見ある方 pro-face@saito-paint.co.jp まで。